21日間のカンボジア世界遺産旅行。その全貌と、忘れられない旅の記憶。

2012/06/10

2012/05 カンボジア カンボジア 海外旅行

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世界遺産「アンコールワット」

2012年5月20日から6月9日まで、私は人生でもっとも長い海外旅行に出かけました。行先は、古の文明が眠る国、カンボジア。21日間という長い旅の記録が、今も色褪せない大切な宝物になっています。このまとめ記事を書きながら、あの日の感動や匂い、肌で感じた熱気が鮮やかによみがえってきます。


第1章:遺跡巡りの始まり。クメールの偉大さに圧倒された日々(1日目〜12日目)

バンコクから飛行機でプノンペンに降り立ったあの日。旅はプノンペン市内から始まりました。活気あふれるプノンペンの街を肌で感じた後、バスでシェムリアップへ移動。いよいよ、クメールの王国の中心地へと足を踏み入れました。

初めて目にしたアンコールワットの威容は、言葉を失うほどの迫力でした。太陽の光を浴びて神々しく輝く姿、壁面を覆い尽くす精緻なレリーフ。その圧倒的なスケールに、ただただ息をのむばかりでした。

その後も、クメールの微笑みが迎えるアンコール・トム、自然が遺跡を飲み込むタ・プローム、そして女性的な美しさが際立つバンテアイ・スレイと、毎日が感動の連続でした。それぞれの遺跡が持つ個性と物語に触れるたび、クメールの偉大さを実感しました。

遺跡巡りの合間には、シェムリアップの街をのんびり散策する日も。旅の疲れを癒しながら、現地の人々の温かさに触れる、かけがえのない時間でした。


第2章:辺境の遺跡へ。天空の絶景とジャングルの神秘(13日目〜17日目)

旅の中盤から後半にかけては、さらに奥地へと足を踏み入れました。

そして、旅の途中で出会ったのが、「天空の城ラピュタのモデル」と言われるベンメリア遺跡です。修復されていない姿は、まさに探検家になったかのような気分にさせてくれました。

この旅のハイライトのひとつ、「天空の絶景」で知られるプレアビヒア寺院。断崖絶壁にそびえるその姿は、まさに神々が住む場所のようでした。そこへたどり着くまでの道のりもまた、自分自身の心と向き合う「静かなる決意」が必要でした。

同じようにジャングルに埋もれたコーケーも訪門しました。その神秘性を深く感じることができました。

この時期は遺跡を巡るだけでなく、シェムリアップの穏やかな空気の中、心身を休める時間も大切にしました。


第3章:首都での再会と帰還。旅の記憶を胸に(18日目〜21日目)

旅の終わりは、再びプノンペンへ。シェムリアップとは違う、プノンペンの鼓動に触れる一日となりました。活気あるセントラルマーケット、街のシンボルであるワット・プノン、そしてカンボジア国立博物館で出会った、彫刻の優美さ。遺跡の旅で感じた歴史が、今も街のあちこちで息づいているのを感じました。

最終日、エアアジアでバンコクへ向かう飛行機の中、21日間の旅の記憶が走馬灯のように蘇りました。壮大な遺跡群、温かい人々、美味しい食事、そして何より、旅を通して得られた新しい価値観。

カンボジアは、私にとって単なる旅行先ではありませんでした。そこには、過去と現在が共存し、人々の力強い生命力が脈打つ、忘れられない「もう一つの故郷」のような場所が確かにありました。

最後に

旅を終え、日常に戻ってから、この21日間の経験は単なる思い出以上のものになったと感じています。

初めはただ「世界遺産を見てみたい」という好奇心から始まりましたが、旅が進むにつれて、遺跡の壮大さだけでなく、そこから感じられる人々の信仰心、そしてカンボジアという国の歴史そのものに深く引き込まれていきました。旅先で出会った人々の屈託のない笑顔や、温かさにも心を動かされました。

この旅で目にした光景、肌で感じた熱気、そして心に刻まれた人々の優しさは、私の人生にとってかけがえのない宝物です。このブログを読み返すたびに、あの日の記憶が鮮明によみがえります。

いつかまた、この「もう一つの故郷」を訪れる日を夢見て。そして、この記録が、誰かの新しい旅のきっかけになってくれたなら、それほど嬉しいことはありません。


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