「台湾ミシュランガイド2025」について、行きやすい予算内のレストランを中心にまとめました。
台湾のビブグルマンの概要
ビブグルマン(価格¥) 地域別ジャンル別集計
都市/ジャンル | お粥 | ストリートフード | ベジタリアン料理 | 飲茶 | 小吃 | 台湾料理 | 麺 | 餃子 | 総計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
台北 | 6 | 6 | 2 | 14 | |||||
新北 | 9 | 1 | 1 | 11 | |||||
新竹市 | 3 | 2 | 5 | ||||||
新竹県 | 2 | 1 | 3 | ||||||
台中 | 1 | 1 | 3 | 4 | 6 | 15 | |||
台南 | 2 | 17 | 1 | 2 | 22 | ||||
高雄 | 12 | 1 | 13 | ||||||
総計 | 2 | 6 | 1 | 1 | 52 | 6 | 14 | 1 | 83 |
分析:リストの傾向
以下の傾向が明確に読み取れます。
「Small eats(小吃)」が圧倒的に多い
- リストの大部分を占めているのは「Small eats」です。これは、台湾の食文化において、メインの食事としてだけでなく、間食や軽食として楽しむ安くておいしい料理(魯肉飯、麺線、おこわなど)が深く根付いていることを示しています。
麺料理の豊富さ
- 「麺」と分類されている店も多く、台湾各地で多様な麺文化が発展していることが分かります。牛肉麺や伝統的な手打ち麺など、地域ごとに特色ある麺料理がビブグルマンに選ばれています。
ストリートフードの存在感
- 「ストリートフード」と分類される店が複数あり、台湾の屋台や路面店が、ミシュランガイドでも高く評価されていることを示しています。これにより、気軽に高品質な料理を楽しめるのが特徴です。
地域ごとの特色
- 台北は「Small eats」や「麺」「ストリートフード」がバランス良く存在しています。
- 台南は「お粥」や「Small eats」が多く、伝統的な郷土料理が強く評価されていることがわかります。
- 高雄や台中も同様に、地域に根差した「Small eats」や「麺」の店が多い傾向にあります。
都市別・地区ブロック基準 回遊プラン
のんびりしたペースで食べ歩きを楽しめるよう、各都市は地区ごとにブロック分けし、1〜2都市ごとに地理的なまとまり(徒歩・MRT・バス移動が便利な範囲)に基づいてプランを整理しました。
台北市(Taipei City)
地区ブロック:大同・中山/中正・松山
- 大同・中山ブロック
- 店舗例:Wang's Broth(大同区)、Chung Chia Sheng Jian Bao(大同区)、Mai Mien Yen Tsai(中山区)、Lao Shan Dong Homemade Noodles(中山区)など。
- 特徴:徒歩で多数店舗をハシゴ可能。伝統的な小吃から麺類まで多彩。
- 中正・松山ブロック
- 店舗例:Su Lai Chuan(中正区)、Soft Power(中正区)、Huang Chi Lu Rou Fan(松山区)、Yi Jia Zi(松山区)など。
- 特徴:MRT移動に便利で、エリアごとに飲食+散策がしやすい。
台南市(Tainan)
ディストリクト別ブロック:中西区/東区/北区
- 中西区:朝〜昼時間帯の散策に適し、軽食やお粥などを楽しむのに最適。
- 東区:ランチから夕方の時間帯にかけて食べ歩きに◎。
- 北区:夕方から夜の軽い食べ歩きやデザートに向く店舗が集中。
台中市(Taichung)
地区ブロック:西区/北区/南区/南屯区
- 西区:朝〜昼に重点を置き、麺や軽食のお店がまとまっている。
- 北区:昼食+ベジタリアンや台湾料理でゆっくりできるエリア。
- 南区・南屯区:夜にかけて人気店を回るのに便利。
高雄市(Kaohsiung)
地区ブロック:鼓山区・左營区/前金・新興・鹽埕区/苓雅区
- 鼓山区・左營区:朝食〜お昼中心のエリア。地元感ある料理店が多い。
- 前金・新興・鹽埕区:午後~夕方にかけてまわれるブロック。
- 苓雅区:シメの軽食スポットとして、夕食後や夜時間帯に◎。
新北市(New Taipei City)
地区ブロック:板橋区/永和区・中和区
- 板橋区:店舗数多く、朝〜昼にかけてゆっくり食べ歩くのに最適。
- 永和区・中和区:板橋中心部とのMRT移動で、エリアをまたいだ覗きも可能。
新竹市・県(Hsinchu)
市内中心ブロック
- Hsinchu City内の店舗をひとまとめに。徒歩で効率よく回遊可能。朝〜昼の時間帯に巡回がベスト。
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