ジャワ島旅行11日目。ソロ(スラカルタ)での滞在も終盤に差し掛かり、この日はもう一つの格式高い宮殿、マンクヌガラン王宮を訪れました。また、異国の地で予想外の温かい出会いがありました。
王宮へ向かう前の準備
朝はいつものように、ベストウェスタンプレミア・ソロの充実した朝食ビュッフェからスタート。一日の撮影に備えてしっかりエネルギーを補給します。ホテルは快適でしたが、今日でソロの王宮巡りも一区切りです。
朝食を済ませ、タクシーで**マンクヌガラン王宮(Puro Mangkunegaran)**へと向かいました。ここは、ソロ王宮(クラトン)と並び、ソロを治めた王家の一つです。世界遺産ではありませんが、その文化的・歴史的な価値は高く、文化・景観への没入感を求める旅の目的にぴたりと合致しています。
マンクヌガラン王宮の撮影と予期せぬ出会い
王宮に到着し、OLYMPUS ELP1を手に撮影を開始しました。ソロ王宮とはまた異なる、落ち着いた優雅さを持つ建物や広場が広がっています。特に、チーク材を多用した壮麗な謁見の間(ペンドポ)は、その空間の大きさと美しさに圧倒されました。
熱心に撮影していると、偶然、観光に来ていたソロ在住の日本人のご家族に遭遇しました。まさかこんな旅先で、日本の方と話す機会があるとは思いもよりませんでした。ご家族からソロでの生活や、現地の穴場情報などを教えていただき、少しの間、旅の孤独感が和らぐ温かい交流となりました。これもまた一人旅ならではの貴重な経験です。
ソロの街歩きと撮影
交流の後は、王宮近くの少しキレイ目なワルンでランチを取りました。昨晩の屋台とは違い、エアコンの効いた落ち着いた空間で、ナシゴレンとは違う少し手の込んだ地元料理を堪能しました。ミシュラン店のような洗練さはありませんが、清潔で美味しいワルンは、旅の途中でホッと一息つける貴重な存在です。
午後は、カメラ(ELP1)片手に、特に目的地を定めず町をぶらぶらと歩きました。 Soloはジョグジャカルタに比べて静かで、地元の人々の日常を切り取りやすい場所です。市場の雑踏、自転車に乗る人々、色鮮やかなバティックの看板など、街の隅々にカメラを向け、写真撮影のロケーションを探しながら時間を過ごしました。移動中に写真の整理や現像はしないと決めているため、ひたすらシャッターを切り続けます。
ワルンはしごで締めくくる夜
夕食は、旅の締めくくりとして、再びソロの屋台街へ繰り出しました。今回は一軒で終わらせず、旅のグルメの優先順位(ミシュランではなく地元グルメ)に従い、ワルンを何軒かはしごすることにしました。
一軒目では、昨日気に入ったナシ・リウェットを。二軒目では、サテ・アヤム(鶏肉の串焼き)を。三軒目では、甘いドリアンジュースを。様々なワルンの味を楽しみ、地元の熱気を肌で感じながら、ソロでの最後の夜を締めくくりました。
ジャワ島旅行全日程のまとめ記事はこちらです。
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