今回の旅の最大の目的、それは中国が誇る世界遺産の一つ、雲崗石窟の訪問です。過去に北京・承徳を旅して以来、久しぶりの中国。しかも今回は、これまで訪れたことのない山西省・大同市が拠点です。
夜行便で北京へ
旅の始まりはタイのバンコクから。日付が変わる直前のフライト、中国国際航空のエコノミークラスでまずは北京首都国際空港(PEK)へと飛びます。さすがに夜中のフライトということもあり、機内食をいただいたらすぐに仮眠。到着後はすぐに大同へ移動なので、短い時間でもしっかり休んでおかねばなりません。
早朝に北京に到着。さすがに深夜フライト明けで疲労感はありますが、ここからが長距離移動の山場です。
北京からバスで大同へ
北京から大同市までは、陸路で移動を選択。新幹線もありますが、今回は旅情とコストを考慮してバスを利用しました。
バスの車窓からは、徐々に北部の乾燥した風景が広がり、いよいよ大同へ向かっていることを実感します。数時間の移動を経て、ようやく大同市内に到着。予想以上に発展した都市の様子に、少し驚きました。
大同賓館(Datong Hotel)にチェックイン
今回の旅の拠点となるのは、中心部にある大同賓館(Datong Hotel)。
古くからの名門ホテルらしいですが、ロビーや内装は改装されているようで、そこそこキレイな印象です。一人旅なのでシンプルな部屋を選びましたが、冷蔵庫や電子レンジがない点を除けば、清掃も行き届いており、十分快適に過ごせそうです。明日の雲崗石窟訪問に備えて、荷物を解いたら早速街へ繰り出します。
夕食は魚香茄子で舌鼓
長時間の移動で疲れた体を癒すのは、やっぱり美味しい食事です。
大同賓館から少し歩いたところにある、地元の人が利用していそうな食堂に入りました。こういうところで食べる料理こそ、旅の醍醐味ですよね。
注文したのは、大好物の一つ、魚香茄子(ユイシャンチェズ)。いわゆる四川風ナス炒めです。
ふっくらと揚がったナスに、ピリッと甘辛いソースが絡んで、もう絶品。
「魚香」という名前ですが魚は入っておらず、唐辛子やニンニク、ショウガ、黒酢などで作るコク深いタレが特徴。ご飯が進む、進む!旅の初日から、最高のグルメに出会えて幸先の良いスタートです。
食堂の活気ある雰囲気を感じながら、大同の夜は更けていきます。明日はついに世界遺産、雲崗石窟へ。
(カメラはOLYMPUS E-PM2を持参。明日から本格的に写真撮影開始です!)
それでは、おやすみなさい。
雲崗石窟旅行のまとめ記事はこちらです。
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