今日は、ジャカルタの旧市街であるコタ・トゥア(Kota Tua)を終日巡る、写真撮影のハイライトとなる一日です。拠点としているグロドックから、まずは公共交通機関でコタへ向かいました。
連結バス、トランスジャカルタでの移動
移動には、ジャカルタ名物のトランスジャカルタを利用しました。道路の中央を走る専用レーン、高床式の専用ステーション、そして車体が二両分ある連結バスは、その全てがジャカルタの都市交通の熱量を象徴しています。改札を通り乗り込むシステムは、ローカルでありながら近代的で、そのコントラストもまた被写体として魅力的でした。
コタ・トゥアのメイン広場に到着し、愛機OLYMPUS ELP1を手に撮影開始です。
コタ・トゥア:歴史的建築物の撮影三昧
まず向かったのは広場そのものであるTaman Fatahillah(ファタヒラ広場)。オランダ植民地時代の美しい建築物に囲まれた広場は、早朝から熱気に包まれています。古い石畳や、カラフルなレンタル自転車に乗る地元の人々のスナップを集中して行いました。
その後は、歴史的なスポットを巡ります。
- Jembatan Kota Intan(コタ・インタン跳ね橋):オランダ時代に造られた美しい木製の跳ね橋です。その繊細な構造と、背景に広がる水辺の風景は、写真撮影のロケーションとして格別でした。橋を渡る人々の姿を、文化・景観への没入感を意識しながら捉えます。
- Musium " Oud Uitkijkpost " Bahari, Nautical Museum(バハリ海洋博物館):かつての監視塔や倉庫を利用した博物館です。歴史的な船や港湾の資料を熱心に撮影しました。
撮影の合間には、広場で観光中の日本人ご夫婦に偶然遭遇しました。慣れない土地での日本語での会話は、少しだけ旅の疲れを忘れさせてくれる、嬉しい出来事でした。
グロドック帰還と、大胆な散髪
午後、再びトランスジャカルタに乗って拠点であるグロドックエリアへ帰還しました。ホテルへ戻る前に、私は思い切った行動に出ます。
グロドックの商業施設「グロドックプラザ」にある床屋に立ち寄ったのです。理由は、「あまりに安かった」から。言葉がほとんど通じない中でしたが、身振り手振りで希望を伝え、現地価格で散髪をしてもらいました。文化への没入と同時に、旅の好奇心を満たす瞬間です。
その後、MYHOTEL(宿泊したホテル)へ戻り、一日の汗を流しました。
旅の疲れを癒す豪華な中華ディナー
夕食は、旅の終盤を前に少し贅沢をすることにしました。中華街グロドックにある中華料理店を選び、ブラックペッパービーフ(黒胡椒牛肉)を注文。香ばしい胡椒の香りと、柔らかい牛肉の組み合わせは、まさに至福の味でした。日中のローカルな屋台グルメも最高ですが、こうしたミシュラン店ではないものの、クオリティの高いグルメで一日の締めくくりをするのも、一人旅の楽しみです。
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