いよいよ旅の始まりです!今回は、マレーシアの世界遺産の街「マラッカ」を3日間かけてじっくり巡る旅。バンコクからクアラルンプールを経由し、歴史と文化が織りなすこの魅力的な街へ向かいます。マラッカの奥深い歴史を肌で感じ、心ときめく絶景に出会い、そして美味しいローカルフードに舌鼓を打つ...。そんな充実した3日間の旅行記を、ぜひ最後までお楽しみください。
1日目:世界遺産「マラッカ」の歴史を巡る旅
エアアジアでバンコク・ドンムアン空港からクアラルンプール(KL)へ。
いよいよ旅の始まりです!KLから長距離バスに乗り込み、一路、世界遺産の街マラッカを目指します。
マラッカセントラルに到着後、軽くランチ。
バスで中心部へ移動。
Sayang Selalu Guest Houseにチェックインを済ませたら、歴史ある街の散策に出発です。
活気あふれる街の歴史を歩く
まず向かったのは、海賊船の形をしたユニークな建物が目を引くマラッカ海洋博物館。
当時の船員たちの生活を垣間見ることができます。
その近くには、歴史の生き証人である要塞跡、ミッデルブルク・バスティオン(Middelburg Bastion)が静かに佇んでいました。
そして、マラッカの象徴であるレンガ色の建物が並ぶオランダ広場へ。
広場に立つキリスト教会(Christ Church Melaka)は、圧倒的な存在感を放っています。
さらに街を歩くと、ジョンカーストリート沿いに歴史ある中華会館、マラッカの福建会館が見えてきます。
そして、地元の文化を感じられるジョンカーウォーク世界遺産公園を散策します。
多彩な文化とグルメを楽しむ
文化の多様性を感じながら、マレーシア最古の中国寺院である青雲亭(チェンフーテン)へ。
色鮮やかな装飾が施された荘厳な雰囲気に心が惹きつけられます。
続いて、東南アジア最古のモスクの一つカンポン・クリン・モスクへ。
隣接するヒンドゥー教寺院、スリポヤタヴィナヤガールムーティ寺院との共存は、マラッカが古くから多文化共生都市であったことを物語っています。
ランチには、マラッカ名物のチキンライスボールを求めて、ファモサ・チキンライスボール(Famosa Chicken Rice Ball)へ。
一口サイズに丸められたごはんが可愛らしく、食欲をそそります。
ランチを終え、再びオランダ広場に戻ります。
そこからさらに歩みを進め、要塞跡のバスティオン・ヴィクトリア(Bastion Victoria)を通り、セント・フランシス・ザビエル教会へ。
日本にキリスト教を伝えたザビエルと、彼を日本に導いた日本人ヤジロウの像が並んで立っている姿は、とても印象的です。
教会のそばにあるオランダ人墓地で歴史の重みを感じた後は、一度ホテルに戻って休憩。
夕食は、大型ショッピングモールダタラン・パフラワン・マラッカ・メガモールのフードコートで、ローカルフードを堪能します。
マラッカの旅の思い出。
見た目も楽しい伝統デザート、チェンドル🍧
この味、忘れられない。
今日の旅の余韻に浸りながら、明日に備えてゆっくりと過ごしましょう。
スケジュール
- エアアジアで移動(バンコク・ドンムアン空港=クアラルンプール国際空港)
- バスで移動(LCCT=マラッカ)
- マラッカセントラル(ランチ)
- バスで移動(マラッカセントラル=マラッカ中心部)
- Sayang Selalu Guest House(チェックイン)
- 世界遺産「マラッカ」市内観光
- マラッカ海洋博物館
- Middelburg Bastion
- オランダ広場
- Christ Church Melaka
- ジョンカーストリート
- Malacca Hokkien Huay Kuan
- ジョンカーウォーク世界遺産公園
- 青雲亭(チェンフーテン)
- カンポン・クリン・モスク
- スリポヤタヴィナヤガールムーティ寺院
- Famosa Chicken Rice Ball(チキンライスボール)
- 再びオランダ広場
- Bastion Victoria
- セント フランシス ザビエル教会・ヤジロウ像とザビエル像
- フランシスコ・ザビエル教会
- Kubur Belanda / The Dutch Graveyard
- ダタラン・パフラワン・マラッカ・メガモールのフードコート(夕食)
- Sayang Selalu Guest House(宿泊)
2日目:世界遺産「マラッカ」の歴史を巡る旅
灼熱の丘に立つ、ザビエルの足跡
お昼過ぎ、ようやくベッドから抜け出して向かったのは、世界遺産の街マラッカ。赤レンガの建物が並ぶオランダ広場を抜け、急な坂道を登ってたどり着いたのは、今回の旅の最初のハイライト、セントポール教会跡。
灼熱の太陽が降り注ぐ丘の頂で、屋根のない教会の廃墟が静かに佇んでいます。壁に刻まれた無数の墓石は、異国情緒をさらに引き立て、歴史の重みを肌で感じさせてくれます。そして、ここにはあのフランシスコ・ザビエルの遺体が一時的に安置されていたという歴史が!腕を失った彼の像が、はるかマラッカ海峡をじっと見つめている姿は、とても印象的でした。
究極の歴史体験!水上集落と英国建築
丘を下りて再びオランダ広場へ。昨日とは違う角度から、マラッカを象徴するサーモンピンクの建物を再撮影。次に目指したのは、今回の旅のもう一つのハイライト、カンポン・モルテン。ここは今も現役で人々が暮らす伝統的な水上集落です。
木造の家々が水面に映り込み、時間がゆっくりと流れているような感覚。
喧騒から離れた静かな場所で、昔ながらのマレー文化の息吹を感じることができました。そのすぐ近くにあるメルデカハウスは、英国植民地時代の美しい建築物。まるで別の時代にタイムスリップしたかのような、不思議なコントラストが楽しめます。
美しき歴史の光景、セントピーター教会
水上集落の後は、美しいセントピーター教会へ。
ここはマレーシアで最も古いカトリック教会の一つで、壁一面に描かれたカラフルなフレスコ画や、ステンドグラスから差し込む光が幻想的な雰囲気を醸し出していました。荘厳な空気に包まれ、心洗われるようなひとときを過ごしました。
砦と王宮、そしてローカルフードで締めくくり
セントピーター教会を後にして、次の目的地に向かいます。その道中、ふと目に入ったのが、マラッカ歴史車両公園。公園のフェンス越しに、鉄道車両が展示されているのが見えました。「時間がないからまた今度!」と後ろ髪を引かれながら、次へと急ぎます。
夕方、サンチャゴ砦へ。
マラッカ王国時代の王宮を再現したマラッカ・スルタンパレス
ここはポルトガル時代に築かれた歴史的な要塞で、その荘厳な佇まいに圧倒されました。
独立宣言記念館で、マレーシアの歴史を学びました。
夕食は地元の人で賑わうDataran Pahlawan Melaka Megamallのフードコートへ。
香辛料の効いたラクサのスープと、香ばしいホッケンミーを食べ比べ。
汗をかきながらも、ローカルフードを堪能し、旅の締めくくりに最高の思い出ができました。
Sayang Selalu Guest Houseの心地よいベッドに潜り込み、明日の旅に思いを馳せるのでした。
【マラッカ旅のワンポイント】
- 熱中症対策は万全に! 暑いマラッカでは、こまめな水分補給が必須。
- 街歩きが一番! 徒歩で巡ることで、思わぬ発見があるかも。
- カメラの予備バッテリーをお忘れなく! どこを切り取っても絵になる街なので、写真撮影が止まらなくなります。
スケジュールのおさらい
- ホテル出発(お昼過ぎ)
- セントポール教会跡(ハイライト)
- オランダ広場・キリスト教会(再撮影)
- フランシスコ・ザビエル教会(再訪問)
- カンポン・モルテン、メルデカハウス(ハイライト)
- セントピーター教会(ハイライト)
- マラッカ歴史車両公園(途中通過)
- サンチャゴ砦(ハイライト)
- マラッカ・スルタンパレス
- 独立宣言記念館
- ダタラン・パフラワン・マラッカ・メガモールのフードコート(夕食)ラクサ、ホッケンミー
- Sayang Selalu Guest House(宿泊)
3日目:マラッカ郊外へ、異国情緒あふれる大人の散歩旅
ローカルグルメでパワーチャージ!
午前中はゆっくりと過ごし、ランチタイムに足を運んだのはダタラン・パフラワン・マラッカ・メガモールのフードコート。
昨晩に引き続きですが、ここには何十軒ものお店が軒を連ね、何度来ても飽きることがありません。
今日は、ご飯ものと、ローカルのかき氷をチョイス。安くて美味しくて、しかも冷房が効いた快適な空間で食事できるのは最高です!午後の散策に向けて、しっかりとエネルギーを補給しました。
漁村の面影が残る、ポルトガル村へ
お腹を満たした後は、タクシーで郊外にあるポルトガル村へ。車窓から見える景色は、これまでの歴史地区とは全く異なり、どこか懐かしい漁村の風景が広がっています。
村の中心にある広場には、大航海時代の面影を感じさせる帆船のモニュメントが。そして、村の入り口にある教会や、色鮮やかな家々が並ぶ光景は、まるで異国に迷い込んだかのような気分にさせてくれます。ここでは、ローカルの人々の暮らしを垣間見ることができ、ゆったりとした時間の流れを肌で感じることができました。
幻想的なマラッカ海峡モスク
ポルトガル村からさらに車を走らせて向かったのは、マラッカ海峡モスク。海の上に浮かんでいるかのように見えるその姿から、「水上モスク」とも呼ばれています。夕暮れ時、空がオレンジ色に染まり始めると、モスクはより一層幻想的な雰囲気に包まれます。
モスクはイスラム教徒でなくても見学可能で、女性は受付でスカーフとガウンを借りて中に入ることができます。内部はシンプルなデザインですが、天井や壁の装飾がとても美しく、心を落ち着かせてくれるような静寂な空間でした。夕陽に照らされるモスクのシルエットは、忘れられない絶景です。
旅の締めくくりは、ローカルフードとKLへの期待
マラッカ最後の夜は、再びダタラン・パフラワン・マラッカ・メガモールのフードコートへ。
今日は、マレーシアのローカルグルメを堪能。賑やかな雰囲気の中で、マラッカでの3日間を振り返りながら、旅の余韻に浸りました。
Sayang Selalu Guest Houseのベッドに戻り、心地よい疲れを感じながら、明日の目的地であるクアラルンプール(KL)での新しい冒険に胸を膨らませるのでした。
【マラッカ旅のワンポイント】
- 郊外の移動はGrabが便利! マラッカ市街地から少し離れた場所に行くには、配車アプリのGrabがおすすめです。料金も手頃で、安心して利用できます。
- 水上モスクのベストタイムは夕暮れ時! 幻想的な景色を写真に収めたいなら、夕日が沈む時間帯を狙って訪れるのがおすすめです。
- フードコートは奥が深い! ショッピングモール内のフードコートは、冷房完備で清潔なだけでなく、安くて美味しい料理の宝庫です。
スケジュール
- ダタラン・パフラワン・マラッカ・メガモールのフードコート(ランチ)
- ポルトガル村
- マラッカ海峡モスク
- ダタラン・パフラワン・マラッカ・メガモールのフードコート(夕食)
- Sayang Selalu Guest House(宿泊)
まとめ
マラッカ3日間の旅は、歴史地区から郊外の異文化まで、街の多様な魅力に触れる充実した時間となりました。多くの寺院や要塞跡を巡り、多文化共生の歴史を学び、また水上集落や水上モスクでは、これまでの旅とは一味違う幻想的な景色に出会うことができました。ショッピングモール内のフードコートは、毎日の食事を安く美味しく楽しむための強い味方。歴史と文化、そしてグルメが詰まったマラッカの街は、忘れられない思い出をたくさん作ってくれました。明日は新たな目的地、クアラルンプールへ。
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