今週ソニーからデジカメ2機種が発表になりました。実にソニーらしいデジカメです。
いよいよソニーがソニーらしさを取り戻し始めているようです。
α99はソニーの一眼レフの最上位の位置付けの製品。使い物になるか分からない新技術がてんこ盛りのかつてのソニーを彷彿させる新製品ですね。AFのトランスルーセントミラーテクノロジーは非常に挑戦的な技術、多分マーケットで生き残ることはないでしょうが、ソニーにはそんなこと関係ないのです。技術ありきの尖った会社なのですから。売れる技術しか開発しないパナソニックやキャノンとは違うのです。買う側もそのことを十分理解しないと。ソニーらしい製品とは使えるか使えないかも分からない新技術てんこ盛りの製品なのですから。しかも価格は30万円、欲しかったら売ってやるぜと言わんばかりの価格設定がソニーっぽいくていいですね。デジカメ最大手のニコンやキャノンの同等クラスより5万円以上高いところもマーケットに迎合しない姿勢の現れでしょう。実に清々しい。
RX1も相当挑戦的な新製品。プロ用機と同じ35mmフルサイズのイメージセンサー搭載の世界初のコンデジです。販売価格はコンデジでありながら25万円前後。一体誰がこんな製品を買うのでしょうか?そんな発想はパナソニックにまかせておけと。ソニーはとにかく世界初を目指す、2番じゃだめなんです。売れなくてもいいんです。
多分この2機種はビジネス的な成功はしないでしょうが、ソニーがソニーらしさを取り戻し始めた分岐点になることはまちがいないと思います。
引越先候補
3 週間前
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