中国国際航空(エアチャイナ)を利用して、北京経由でバンコクに来ました。ANAやタイ航空に比べて運賃が格安な中国国際航空のビジネスクラスは、どのようなサービスだったのか詳しくご紹介します。
機材・シート
成田から北京へのフライトは、ナローボディーのボーイング737-800でした。ビジネスクラスは2列でわずか8席のみの配置です。
シートピッチは最近のビジネスクラスとしては狭めの40インチで、国内線向けのANAプレミアシートよりも窮屈に感じました。リクライニングの角度も浅く、90年代のアメリカン航空のビジネスクラスを思い出すようなシートです。それでも、エコノミークラスよりはるかに快適でした。残念ながらパーソナルTVは付いていませんでした。
機内食・ドリンク
離陸前にはシャンパンのサービスがありましたが、少し気が抜けていて期待外れでした。
離陸後に始まった機内食サービスでは、ワインリストの赤ワインにシャトー ムベール 2007がありました。ボトル1,000円前後の手頃なワインで、ビジネスクラスで提供されると正直がっかりします。ただ、深いルビー色で、ラズベリーとマッシュルームの軽い香り、柔らかな口当たりと滑らかなタンニンがあり、値段の割には悪くありませんでした。
前菜は、ローストダック、生ハム、サラダにゴマドレッシングという組み合わせでした。ローストダックは身が柔らかく繊細な味付けでとても美味しかったです。生ハムは塩味が強めだったので、メロンが添えられていたら嬉しかったですね。サラダにゴマドレッシングが出てきたのは意外で、日本発便ならではのサービスかもしれません。
メインは初めて食べる麺料理、ポークヌードルです。添えられたポークはオイスターソースで味付けされており、麺自体にもしっかり味がついていて、とても美味しかったです。
デザートにはフルーツの盛り合わせが出ました。メロンがとても美味しく、日本産かもしれません。ケーキのようなデザートも欲しかったですね。
さすが中国の航空会社だけあって、烏龍茶やジャスミン茶など、お茶の種類が豊富でした。今回は、独特の香りがたまらないプーアル茶をいただきました。
まとめ
格安な運賃で利用できる中国国際航空のビジネスクラスは、やはり値段なりのサービスといった印象です。しかし、エコノミーよりはるかに快適なのは間違いありません。この次に搭乗する北京=バンコク便も、どのような体験になるか楽しみです。

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