旅の最終盤、ジャカルタでの一日です。今日は、観光地を巡るよりも、宿のあるジャクサ通り(Jalan Jaksa)周辺を拠点に、街の空気を感じながら気ままに過ごしました。
シンプルな朝と気ままなぶらつき
朝食は、昨日チェックインしたゲストハウスで提供されたシンプルなトースト。豪華さはありませんが、旅慣れた一人旅には十分です。コーヒーと一緒に軽く済ませ、すぐにOLYMPUS ELP1を持って近所へ出かけました。
ジャクサ通りは、世界のバックパッカーが集まる場所だけあり、活気がありながらも、生活感あふれるローカルな道が交差しています。昨日までのソロのような歴史的な王宮とは違い、近代的な建物の合間に残る庶民の営みこそが被写体です。特に目的を定めず、細い路地や市場の周辺をぶらぶらと歩き、人々の日常をスナップしました。
ローカルグルメと甘い休憩
ランチの時間になり、目についたワルンでミーアヤムを注文しました。鶏肉と野菜がのった甘辛いタレの麺で、シンプルながらも深みのある味わいです。一人旅では、こうしたローカルフードに外れが少ないのが嬉しいところです。
午後、街歩きに疲れたところで、ふと見つけたダンキンドーナツへ。インドネシアではチェーンのカフェが少ない分、こうした外資系の店はオアシスのように見えます。ドーナツとコーヒーで甘い休憩を取りながら、喧騒を一時忘れ、次の撮影ポイントを考えます。移動中に写真の整理や現像はしませんが、こうした一息つく時間は、頭の中を整理するのに不可欠です。
熱帯の夜とローカルディナー
夕方になり、陽が傾きかけた頃に再び街へ。夜の帳が下りる頃のジャカルタの光景は、写真撮影のロケーションとして格別です。ELP1の機動性を活かし、夜の市場やワルンの灯りを切り取りました。
夕食は、賑やかなローカルのワルンへ。今日は少し変わったものを食べたいと思い、カレーみたいな煮込み料理と、定番のサテー(Satay, 串焼き)を注文しました。カレーのような料理は、ココナッツミルクとスパイスが効いており、米が進む濃厚な味。サテーはピーナッツソースが決め手です。ミシュラン店ではないですが、こうした熱気あふれる屋台街のグルメこそ、その土地の活力を最も感じられるご馳走です。旅の終わりにふさわしい、満足のいく夜となりました。
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