札幌近郊にある特別天然記念物の「野幌(のっぽろ)原始林」についてまとめます。
野幌原始林とは
北広島市の野幌原始林は、石狩平野の野幌川と江別川の間に広がる野幌丘陵に位置し、トドマツと落葉広葉樹を中心とした針広混交林が広がります。
標高100m以下の丘陵で、トドマツの巨木や広葉樹が成長する場所でしたが、第二次大戦後の伐採や台風の被害で特別天然記念物指定が解除され、一部が保存。
今は北広島レクリエーションの森に隣接する39.7haの林班が残ります。トドマツやセンノキ、広葉樹が育ち、約135年の歴史を持ち、自然保護の重要性を示す貴重な存在です。
参考:野幌原始林/日本の特別天然記念物【動物と植物】(外部サイト)
野幌原始林の範囲と位置
野幌原始林は北広島市に位置します。「北広島レクリエーションの森」に隣接する4区域が特別天然記念物として指定されています。
すぐ近くにある「道立自然公園野幌森林公園」には特別天然記念物として指定されている区域はありません。
出典:北広島市
野幌原始林の行き方
札幌からJRで北広島駅まで行きます。北広島駅から徒歩で、北広島レクリエーションの森(無料)を通て行きます。
訪問
2022年5月に野幌原始林(特別天然記念物)を訪問しました。
北広島レクリエーションの森を進むと、展望台があります。この先が野幌原始林の特別天然記念物の指定範囲です。
展望台からの見晴らしは、期待しない方が良いです。
野幌原始林の特別天然記念物の指定範囲は、一般の人は立ち入り禁止です。地元の人がキノコを採りに、入っていく姿を見かけました。
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