【韓国国宝】国立中央博物館の金銅製「半跏思惟像」の魅力と見どころ

2021/02/09

海外旅行 韓国

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韓国国宝78号「金銅弥勒菩薩半跏思惟像」

日本仏像界のスターといえば、広隆寺や中宮寺の木造「弥勒菩薩半跏思惟像」を思い浮かべる方が多いでしょう。 実は、お隣の韓国にも、日本の国宝にも劣らない、非常に美しい半跏思惟像が存在します。ソウルの国立中央博物館に収蔵されている、韓国国宝78号「金銅弥勒菩薩半跏思惟像」です。


韓国 国宝78号 金銅弥勒菩薩半跏思惟像(国立中央博物館所蔵)のストックフォト
国立中央博物館(ソウル)収蔵 国宝78号「金銅弥勒菩薩半跏思惟像」


圧倒的な存在感!韓国の国宝仏像

この韓国国宝弥勒菩薩半跏思惟像は、見る者を惹きつける独特の美しさを持っています。その詳細を見てみましょう。

  • 時代:三国時代
  • 素材:金銅製(鋳造)
  • 規模:高さ 83.2cm
  • 国宝/宝物:78号
  • 所蔵:国立中央博物館(番号:本館 2789)

柔和な表情と、静かに思索にふける姿は、日本の仏像ファンをも魅了するでしょう。この素晴らしい姿は、ストックフォトからもその美しさが伝わってきます。

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日本の国宝「半跏思惟像」との大きな違い

日本の弥勒菩薩半跏思惟像が木造であるのに対し、この韓国国宝仏像鋳造である点が大きな特徴です。

鋳造(メタルキャスティング)によって生み出されたこの像は、木造では表現が難しい、滑らかで精巧な造形美を持っています。光の当たり方によって微妙に変化する表面の質感は、鋳造ならではの魅力と言えるでしょう。

中宮寺や広隆寺の像が持つ木の温かみとはまた違う、金属ならではの冷たさ、そして凛とした美しさが感じられます。


仏像ファンなら一度は訪れたい、ソウルの国立中央博物館

日本のスーパースター仏像たちと肩を並べる、この素晴らしい弥勒菩薩半跏思惟像。同じテーマでありながら、異なる素材と表現方法で生み出された両者を見比べるのは、仏像ファンにとって至高の体験と言えます。

韓国を訪れる際は、ぜひ国立中央博物館に足を運び、この金銅仏像が放つ荘厳で美しいオーラを、その目で確かめてみてください。


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