日本国籍をお持ちの方は、通常ビザなしでタイに30日間滞在できますが、それ以上の滞在を希望する場合は観光ビザ(Tourist Visa)の取得が必要です。ラオスの首都ビエンチャンにあるタイ大使館領事部では、必要書類が少なく、比較的簡単にビザを取得できるため、多くの旅行者に利用されています。
この記事では、2013年1月時点の情報に基づき、ビエンチャンでのタイ観光ビザの申請方法と注意点をご紹介します。
タイ観光ビザ(TR)の基本情報
ビエンチャンで取得する観光ビザは、以下の要件を満たしています。
- 滞在可能日数: 60日
- 有効期間: 3ヶ月
- 申請・受取: 申請日の翌営業日に受け取ることが可能です。
在日タイ大使館でのビザ申請に比べて、必要書類が少ないのが大きなメリットです。
申請場所と受付時間
申請先は、タイ大使館とは別の場所にある領事部なのでご注意ください。タイとラオスの国境付近に位置します。
- 申請場所: タイ大使館領事部 (地図はこちら)
- 住所: No.15 Ban Ponesinuan, Bourichane Road, Vientiane Capital (near Lao-Singapore Business College).
- 申請時間: 平日(月-金)午前 8:30 - 12:00
- ビザ受取時間: 翌営業日の午後 13:00 - 15:00
申請に必要な書類と料金
申請時に窓口で提出する書類と、費用は以下の通りです。ウェブサイトには記載がなくても、実際には追加の書類を求められる場合があるので、しっかり準備しておきましょう。
- ビザ申請書: こちらからダウンロードして記入できます。
- カラー写真: 3.5 x 4.5 cm サイズを2枚用意します。
- パスポートのコピー: 顔写真のページと、ラオス入国スタンプが押されたページのコピーが必要です。
補足: パスポートのコピーは、領事部の建物2階にあるコピー機で取得できます。ただし、1ページあたり20バーツの料金がかかるので、事前に用意しておくとスムーズです。
ビザ申請料金: 1,000バーツ(タイバーツ現金のみ)
申請時のワンポイントアドバイス
スムーズに手続きを進めるために、以下の点に注意しましょう。
- 早めの到着が吉: タイ国内から「ビザランツアー」で訪れる外国人旅行者が多く、受付開始時間にはすでに20〜30名ほどの列ができていることがあります。開門と同時に番号札を取り、順番を待つようにしましょう。
- 個人申請も簡単: ゲストハウスや旅行代理店に代行を依頼することも可能ですが、観光ビザの申請は非常にシンプルです。ご自身で手続きをしても、特に難しいことはありません。
これらの情報が、あなたの旅の計画に役立つことを願っています。

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