北京承徳旅行8日目は北京市の隣、河北省遵化県にある世界遺産「清東陵」に行ってきました。
清東陵は、清朝の入関後最初の皇帝となった順治帝の孝陵を中心に、康熙帝の景陵、乾隆帝の裕陵、咸豊帝の定陵、同治帝の恵陵など5人の皇帝の陵墓がある他、孝荘文皇后の昭西陵、東太后の普祥峪定東陵、西太后の菩陀峪定東陵などの皇后陵や側室のための妃園寝などがあります。前日に訪問した「明の十三陵」などと一緒にユネスコ世界文化遺産に登録されています。
<行き方>
清東陵へは北京旅遊集散中心のバスツアーに参加して行きました。集合・出発は地下鉄宣武門駅すぐの北京旅遊集散中心のバス乗り場。宿泊していたスーパー8ホテル宣言武門からは歩いて10分ほどでした。
北京旅遊集散中心のバスツアーは、地方から観光で出てきた中国人向けのローカルツアー。料金は清東陵の入場料(110元)込みで180元。バスだけだと70元。JTBとかHISとかのオプションツアーに比べて1/5ほどの値段で超格安です。ただしガイドは中国語オンリーで英語はほとんど話せないようです。それでもツアーに参加していた他の中国人に助けてもらいながら、それはそれで楽しい観光になりましたけどね。
片道3時間程の道のり、遠いです。現地での観光時間は4時間ほど。別料金の三輪タクシー(50元)でいくつかある陵墓を回りました。
見学した順番
景陵(4代康熙帝)、裕陵(6代乾隆帝)地下宮殿、文展館、慈禧陵(西太后)地下宮殿、慈安陵(東太后)、裕妃園寝(香妃含め36人)地下宮殿、昭西陵(孝庄文皇后)
最初に景陵(清朝第4代康熙帝)を見学。
景陵
景陵の隆恩殿
碑亭内部
最後は昭西陵(孝荘文皇后)を回りました。
昭西陵
荒れた雰囲気が遺跡っぽくていい感じです。
昭西陵
昭西陵の碑亭
昭西陵の碑亭
非常に大きな建物です。
明の十三陵に比べて観光客が少ないのでゆったり観光できる上、写真も撮りやすかったですね。
建物内部の装飾は時代が進んでいるためか明の十三陵よりきらびやかなようです。
多少荒れている陵墓もありますが、見学できる陵墓も多いのでおすすめです。

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