ANAから国際線特典航空券の「一律50%OFF(マイル半額)」という非常に強力な減額マイルキャンペーンが発表されました。ハワイやヨーロッパ、そして中国を含むアジア路線が対象ということで、一見すると「マイルを使えばめちゃくちゃお得に行けるのでは?」と飛びつきたくなる内容です。
2026年7月23日(木)0:00(日本時間)~7月29日(水)23:59
羽田=北京/上海=成田
国際線マイル半額キャンペーン発表!でも4月に仕込んだ有償航空券の方が圧倒的にお得だった話
実は私も、東京(羽田・成田)〜北京・上海の往復旅程を計画しており、この路線の動向をずっとウォッチしていました。
結論から言うと、私はこの7月の減額マイルキャンペーンには乗らず、4月30日のキャンペーン時に現金(有償航空券)で購入するという選択をすでに済ませています。
【ANA】国際線タイムセール 販売期間:2026年4月24日(金)~4月30日(木)
今回は、4月時点の購入価格、現在の現金価格、最新の減額マイルキャンペーンの3つの数字を徹底的に比較し、なぜ4月の現金購入が大正解だったのかをリアルな数字で評価してみたいと思います。
【ターゲット旅程】
往路: 羽田 → 北京(NH963)
復路: 上海 → 成田(NH920)
■3つの選択肢のガチンコ比較表
現在の状況と4月の実績を並べてみると、驚くべき事実が浮き彫りになります。
| 項目 | ① 4月30日 現金購入(実績) | ② 7月27日 現金購入(現状) | ③ 7月発表 マイル半額(想定) |
|---|---|---|---|
| 支払マイル | 0マイル | 0マイル | 10,000マイル(往復) |
| 航空運賃 | ¥17,100(有償CP運賃) | ¥44,500 | ¥0(特典航空券) |
| 燃油特別付加運賃 | ¥17,100 | ¥30,800 | ¥30,800 |
| 諸税・手数料総額 | ¥9,320 | ¥9,690 | ¥9,690 |
| 手出し現金(合計) | ¥43,520 | ¥84,990 | ¥40,490 |
| マイル単価の評価 | 基準値 | 基準値 | ②基準で約4.4円 / ①基準で約0.3円 |
| フライトマイル・PP | 積算あり(クラスK) | 積算あり(クラスL) | 積算なし |
このデータから見えてくるポイントを詳しく解説します。
● 現在の価値(②と③の比較)
今から航空券を手配する場合、現金なら¥84,990(②)かかります。これがマイル半額(③)を使えば、手出し¥40,490と10,000マイルで済みます。
浮く現金は¥44,500ですので、1マイルあたりの価値は「約4.45円」となり、マイルの使い方としては非常に優秀に見えます。
● 4月の実績との比較(①と③の比較)
しかし、私が4月30日に現金で購入した有償航空券(①)は、すべて込みで総額¥43,520でした。当時は運賃自体がキャンペーンで安かったことに加え、燃油サーチャージが今に比べて13,700円も安いタイミングだったのです。
ここで、①と③を比較してみます。
差額はわずか3,030円です。
もし7月のマイル半額キャンペーンに飛びついていたとしたら、4月に支払った現金と比べて「わずか3,030円の手出しを減らすためだけに、貴重な10,000マイルを丸々消費する」ことになっていたわけです。これでは実質的なマイル単価が「約0.3円」まで暴落してしまい、大損といえるレベルになってしまいます。
さらに、有償航空券であればしっかりANAのフライトマイルやプレミアムポイントも貯まりますが、特典航空券では一切貯まりません。
■ まとめ:旅行の軍資金は「先手勝」と「総額での引き算」が最大の武器
世界遺産巡りの計画において、航空券の動向を見極めるのは非常に重要です。「マイル減額」という甘い言葉だけに惑わされず、サーチャージの推移と有償キャンペーンのタイミングをしっかり天秤にかけることが重要だと改めて実感しました。
結果として、4月の時点でサーチャージが安いうちに有償で枠を押さえておいた私の判断は、今回の強力なマイル減額キャンペーンと比較しても「圧倒的大勝利」だったと言えます。
浮いたマイルは、将来的にサーチャージが値下がりしたタイミングや、1マイルの価値を爆発的に高められる国際線ビジネスクラス・ファーストクラスへの交換用として、大事に温存しておこうと思います。
みなさんも、目先の「マイル割引」だけでなく、総手出し額の引き算をぜひ忘れないようにしてください!
羽田=ウィーン

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