愛媛県は鯛めしの名店が多く、その味わいは日本中から人気があります。今回は、「鯛めし」修行で食べ歩いた愛媛県のご当地グルメの名店を紹介します。
「鯛めし」修行をした四国旅行(2週間)の旅行記を、次の記事にまとめています。
愛媛県の鯛がおいしい理由
愛媛県の鯛がおいしい理由はいくつかあります:
- 温暖な気候:愛媛県は温暖な気候に恵まれており、四国地方の中でも比較的穏やかな気温と気候条件が整っています。この温暖な気候が、鯛の養殖に適しているとされています。鯛は適度な水温が養殖に適しており、愛媛県の海域はその条件を提供しています。
- 海の豊かさ:愛媛県は瀬戸内海に面しており、豊かな海洋資源が豊富です。魚の餌となるプランクトンが豊富に生息し、それを食べる小魚が多いため、鯛などの大型魚にとって良い環境となっています。このような海の恵みが、鯛の美味しさに寄与しています。
- 養殖技術の向上:愛媛県では、魚の養殖技術が高度に発展しており、特に鯛の養殖技術が優れています。鯛は養殖池や海中のサスペンション養殖などで育てられ、品質管理が行き届いています。このため、新鮮で美味しい鯛が供給されています。
- 伝統と文化:愛媛県では、鯛をはじめとする海産物が伝統的な食文化に深く根付いています。地元の料理や食文化において、鯛は重要な役割を果たしており、その伝統を守りながら美味しい料理が提供されています。
これらの要因が組み合わさり、愛媛県で育てられる鯛は、新鮮で風味豊かな味わいがあり、多くの人に愛されています。愛媛県の鯛は、地元の食材と伝統的な料理の一部として、美味しい食事を楽しむ機会を提供しています。
愛媛県は「マダイ」の養殖で日本一
愛媛県は「まだい(真鯛)」の養殖で日本一となり、高品質な真鯛を供給し続けています。地元の水産業は、地域経済に貢献し、日本国内外で評価されています。
出典:海面漁業生産統計調査:農林水産省 (maff.go.jp)
愛媛県の鯛めしは3種類
愛媛県の鯛めしには、主に次の3つの種類があります:
今治鯛めし:
今治鯛めしは有名な駅弁の一つです。今治駅や周辺の駅で販売されており、観光客や列車の利用者に愛されています。駅弁として提供される今治鯛めしは、新鮮な鯛を使った贅沢な料理で、地元の味を手軽に楽しむことができます。
駅弁の特徴として、食べやすく、持ち運びが便利なパッケージに包装されており、列車の中や観光地で食べるのに適しています。今治鯛めしは、その美味しさと便益性から、多くの人に愛されています。
松山鯛めし:
松山鯛めしは、北条鯛めしとも呼ばれます。愛媛県北条鹿島地域の伝統的な名物料理で、古くから地域で親しまれています。この料理の特徴は、鯛を丸ごと一匹、ご飯と一緒に炊き込むことです。鯛と出汁昆布以外には、野菜や揚げ物などは使用されず、シンプルながらも美味しい料理として知られています。
宇和島鯛めし:
宇和島市を中心に提供される鯛めしです。この地域では、鯛の身を使った握り寿司や鯛の刺身を、ごはんの上にのせて提供されることが一般的です。宇和島は鯛の水揚げが盛んで、新鮮な鯛が手に入るため、鯛めしは地元で親しまれています。
「宇和島鯛めし」は、農林水産省の「郷土料理百選」に選ばれています。
出典:農山漁村の郷土料理百選について:農林水産省 (maff.go.jp)
どちらの鯛めしも、新鮮な鯛を使用し、シンプルながら美味しい料理です。ごはんと鯛の組み合わせは、愛媛県内で親しまれており、地元の食文化の一部として大切にされています。観光客にとっても、愛媛県の鯛めしは地元の味を楽しむ機会として人気があります。
今治鯛めしのおすすめ名店
二葉(今治市)
二葉(今治市)は、今治鯛めしの名店です。
今治駅で手軽に味わえる鯛めしの駅弁が大変人気です。炊き込みご飯と鯛の旨みが一つになったこの鯛めしは、多くの人から愛されています。
「二葉の鯛めし」は第61回ジャパンフードセレクションで最高評価である「グランプリ」を受賞しています。
宇和島鯛めしのおすすめ名店
丸水本店(松山市)
農林水産省の「郷土料理百選」に選ばれた「宇和島鯛めし」の人気店。天然鯛と養殖鯛の食べ比べが楽しめます。量もたっぷりで、価格もお手頃なので、満足感も高いです。ジャスト2,000円。
郷土料理 五志喜 本店(松山市)
宇和島鯛めしが食べられることで知られる五志喜。鯛めしはもちろん、他の愛媛県の郷土料理も楽しめます。リーズナブルな価格で美味しい料理を堪能できます。
おいでん家 道後店
宇和島鯛めしが食べられるおいでん家 道後店は、おしゃれな雰囲気が魅力です。鯛めしはもちろん、地元の食材を使用したメニューも多く、食通も納得の味わいです。
まとめ
2週間の四国旅行で実際に食べ歩いた愛媛県の鯛めしの名店を紹介しました。是非、足を運んでみてください。
四国旅行では、香川県のご当地グルメ「讃岐うどん」の食べ歩きもしています。次の記事に詳細をレポートしています。
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