ANAマイルで提携航空会社特典航空券を予約・発券する際に、非常に重要な「経由・乗り換え」ルールについてまとめます。
ANAマイルの国際線特典航空券には、以下の2種類がありますが、
- ANA国際線特典航空券
- 提携航空会社特典航空券
ANA国際線特典航空券を主に使うマイラーには、この記事はあまり役立たないと思いますので、読み飛ばしてください。
逆に提携航空会社特典航空券を主に使う上級マイラーには非常に重要な内容です。
旅程
ANAのサイトでは旅程における「経由・乗り換え」についての規定が以下のようになっています。
- 往路・復路それぞれの最初の都市、または最後の都市を経由することはできません。
- 乗り換え地点には制限があります。(世界一周の旅程は除く)
- 出発地からの必要マイル数がより高いゾーンの都市を乗り換え地点にすることはできません。また、乗り換え地点から目的地までの必要マイル数が出発地から目的地の必要マイル数を上回るような乗り換えはできません。
ここで一番重要なのは、これです。
- 往路・復路それぞれの最初の都市、または最後の都市を経由することはできません。
沢山の乗り換え地点を経由するような複雑なルートを組む場合
乗り換えに使える便が多くは発着する都市は、最初の都市、または最後の都市にしないほうがイイです。
東京、大阪、名古屋で考えた場合
当たり前ですが、東京には成田空港と羽田空港があって、発着する便数は日本最大です。
東京を最初の都市、または最後の都市にすると、東京を乗り換え地点に使えないので、複雑なルートが組めなくなります。
逆に大阪、名古屋を最初の都市、または最後の都市にすると、東京を乗り換え地点に使えるので、複雑なルートが組みやすくなります。
東京は最初の都市、または最後の都市にしないほうがイイ
東京在住ですが、特典航空券の最初の都市と最後の都市はいつも大阪か名古屋にしています。
SFC修行のために、東京在住でも沖縄発のシンガポールタッチをするのと同じ感覚かと。
途中降機・乗り換え
ANAのサイトでは旅程における「途中降機・乗り換え」についての規定が以下のようになっています。
途中降機(24時間を超える滞在)日本発・海外発ともに途中降機は、目的地以外に往路・復路いずれかで1回可能です。
乗り換え日本国内で往路・復路各2回まで可能です。さらに、日本以外で往路・復路各2回まで可能です。
- 目的地は乗り換えの回数に含みません。
- 地上移動区間がある場合は、両端の都市を合わせて1回のお乗り換えと数えます。
- 途中降機は乗り継ぎ回数に含まれます。
これを簡単に要約すると
- 最大で全10区間のルートが組める
- 旅行先は最大2カ所まで選べる
ということになります。
全10区間のルートってどうなのよ
と感じる人もいるのかな。
経験から言えることは、全部ビジネスクラスなら快適ですよ。
明示的に書かれていない重要なこと
最近発見したのですが、ANAのサイトに明示的に書かれていないことで、かなり重要なことがあります。
同じ都市でも往路と復路で2回づつ経由できるということです。
2019年の特典航空券では、往路で東京と大阪を経由するルートを作りました。
でも、東京を2回経由できれていれば、ルート作りは格段に簡単になっていました。
次回は使ってみようと思っています。
次回は2021年か2020年に特典航空券でヨーロッパへ行こうかと考えています。
当然、この記事に書いた「経由・乗り換え」ルールを最大限生かして、全10区間ビジネスクラスで空の旅を満喫したいです。
掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。
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