イタリアのドゥオーモについてよく誤解している人がいるので、ドゥオーモについて少しまとめます。
イタリアのドゥオーモとは、
イタリアでの街を代表する教会堂の事である。
簡単にいうと、町で一番大きい教会のこと。
ここでよくある誤解が、
ドゥオーモ = カテドラーレ = 大聖堂
ですね。
カテドラーレとは、
司教座聖堂(しきょうざせいどう)のことで、カトリック教会の教区の中心となる教会の聖堂のこと。日本語では大聖堂とも呼ばれる。
一般に大聖堂と呼ばれる教会のことですが、日本語で慣例的に大聖堂とよばれているものの中には、司教座聖堂でないものもありますので注意が必要です。
カトリック教会の教区はイタリアの町がいくつか集まったものになるので、大抵の場合、カテドラーレはドゥオーモですが、ドゥオーモはかなずしもカテドラーレでないことがあります。
カテドラーレ=ドゥオーモのケーズでは、地方によりカテドラーレと呼んでいたりドゥオーモと呼んでいたりします。
因みに、上の写真は「サン・ジミニャーノのドゥオーモ (Duomo di San Gimignano)」です。
サン・ジミニャーノの町を代表する教会堂です。ですが司教座聖堂ではないので、カテドラーレではありません。
掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。
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