2026年春の撮影旅、最初の拠点は名古屋。名鉄イン名古屋錦に3連泊し、愛知・岐阜の深部へと足を進めました。今回のミッションである「日本さくら名所100選制覇」の傍ら、重厚な文化財を巡った記録をまとめます。
Day 1:東京から名古屋へ。錦を拠点に準備を整える
3月22日、新幹線で東京から名古屋へ移動。名古屋駅に到着後、まずは景気づけに名物の味噌煮込みうどんで腹を拵えました。今回の拠点は「名鉄イン名古屋錦」。駅からのアクセスも良く、翌日以降の豊田や多治見への機動力を考え、ここに3泊腰を据えることにしました。
夕食は撮影準備に時間を割くため、ホテル近くのサイゼリヤで手早く済ませました。初日は移動と、翌日からの過密スケジュールに向けた機材チェックに充て、万全の態勢を整えます。
Day 2:足助の重伝建と八事・興正寺の五重塔
23日は朝から豊田市足助へ。ここは街全体が「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、ファインダー越しに見る商家町は実に絵になります。
旧鈴木家住宅(重要文化財):主屋から大蔵、旦過寮まで16棟もの重文指定建築が並ぶ光景は圧巻。一軒の邸宅としての規模を超えた歴史の集積を記録しました。
重伝建の街並みを抜けた後は、香嵐渓へ。この時期ならではのカタクリの群生を愛でながら飯盛山に登りました。可憐に咲く薄紫の花々は、撮影の良いアクセントになります。山を降りてからは香嵐渓を経て足助八幡宮へと向かいました。
足助八幡宮本殿(重要文化財):室町中期の力強い建築を撮影。
興正寺五重塔(重要文化財):名古屋市内へ戻り、夕刻の光の中で江戸後期の五重塔を。
撮影後は、八事イオンのスガキヤへ。名古屋B級グルメの象徴とも言える独特の和風とんこつスープを堪能し、撮影の疲れを癒しました。
夕食はホテル近くのゆで太郎で。手早く済ませて、翌日の多治見遠征の準備に備えます。
Day 3:多治見の国宝と、名古屋のランドマークを遊び尽くす
3月24日は、朝から名古屋と多治見を往復する充実の撮影日となりました。まずは栄駅へ向かう道すがら、オリエンタルビル屋上観覧車(登録有形文化財)を鑑賞。
多治見・永保寺:静謐なる国宝の空間
午前中は岐阜県多治見市へ。この旅最初の「国宝」との対面です。
永保寺 観音堂(国宝):室町前期の禅宗様建築。池泉回遊式庭園(名勝)と相まって、どこを切り取っても完成された美しさです。
永保寺庭園(名勝)
永保寺 開山堂(国宝)
撮影の合間、永保寺の駐車場でいただいた味噌田楽の素朴な味わいが、冷えた体に染み渡りました。
名古屋市内:桜名所100選と歴史・現代の競演
午後は名古屋市内に戻り、一気にスポットを巡ります。
鶴舞公園(登録記念物・桜100選):ついに始まった桜撮影。開花直後の瑞々しい姿を捉えることができました。
名古屋市公会堂
あわせて、公園のすぐ近くにある八幡山古墳(史跡)も訪問。直径約82メートルという巨大な円墳の迫力を記録しました。
名古屋城と桜:やはり名古屋の春には欠かせません。天守閣と桜のコラボレーション、
さらにIGアリーナの威容も記録。
オアシス21・愛知芸術文化センター:@NAGOYAのモニュメントを撮影後、愛知芸術文化センターの展望台へ。
地上からは見られない俯瞰のアングルで名古屋の街並みを収めました。
久屋大通公園と名古屋テレビ塔:最後に、リニューアルされた久屋大通公園から名古屋テレビ塔(重要文化財)を撮影。現代的な公園の景観と、歴史あるタワーが融合した、今の名古屋らしいカットです。
夕食はホテル近くのやよい軒で。栄養バランスを整えつつ、翌日から始まる大垣拠点への移動に備えました。
今回の文化財訪問実績
| 訪問日 | 名称 | 種別 | 所在地 |
|---|---|---|---|
| 3/23 | 豊田市足助 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 愛知県豊田市 |
| 3/23 | 足助八幡宮本殿 | 重要文化財 | 愛知県豊田市 |
| 3/23 | 旧鈴木家住宅(主屋・座敷・蔵など計16棟) | 重要文化財 | 愛知県豊田市 |
| 3/23 | 興正寺五重塔 | 重要文化財 | 名古屋市昭和区 |
| 3/24 | オリエンタルビル屋上観覧車 | 登録有形文化財 | 名古屋市中区 |
| 3/24 | 永保寺開山堂・観音堂 | 国宝 | 岐阜県多治見市 |
| 3/24 | 永保寺庭園 | 名勝 | 岐阜県多治見市 |
| 3/24 | 鶴舞公園 | 登録記念物 | 名古屋市昭和区 |
| 3/24 | 名古屋市公会堂 | 登録有形文化財 | 名古屋市昭和区 |
| 3/24 | 八幡山古墳 | 史跡 | 名古屋市昭和区 |
| 3/24 | 名古屋テレビ塔 | 重要文化財 | 名古屋市中区 |
※旧鈴木家住宅は、主屋、本座敷、新座敷、仏間座敷、北蔵、中蔵など16棟すべてが個別指定の重要文化財です。
宿泊備忘録:名鉄イン名古屋錦
撮影旅行において、連泊は機材整理の面で非常に有利です。今回の宿は利便性重視で選びましたが、栄エリアの拠点性は高く、安定した設備で撮影に集中できる環境でした。ランチの時間を削ってでも撮影時間を確保したい身としては、周辺にコンビニや飲食店が豊富なのも助かります。
3月25日、名鉄インをチェックアウトし、次は大垣へと拠点を移します。いよいよ桜100選巡りは本番、各務原や五条川への遠征が始まります。























0 件のコメント:
コメントを投稿