2026年の桜前線を追いかけ、愛知・岐阜(愛岐エリア)、福井県敦賀を巡る9泊10日の撮影旅を終えました。今回の主目的は、愛岐エリアに点在する日本さくら名所100選をすべてファインダーに収めること。緻密なスケジュール管理とD750の機動力を活かし、ついに全箇所制覇を達成しました。
前半:名古屋を拠点に、歴史ある桜と国宝を撮る
旅の始まりは名古屋。名鉄イン名古屋錦を拠点に、まずは近郊の古刹と100選の攻略を開始しました。
- 鶴舞公園(名古屋市昭和区):日本さくら名所100選。明治42年開園の歴史を感じさせる和洋折衷の景観。
- 国宝 永保寺(多治見市):桜とともに、名勝庭園の静謐な空気を記録。
さらに足を伸ばし、豊田市の足助や興正寺など、歴史적建造物と桜の共演を丁寧に収めていきました。
中盤:大垣・各務原・五条川、そして山崎川へ
大垣へ移動し、クインテッサホテル大垣にチェックイン。ここからは100選の密度が一段と上がります。
- 新境川堤(各務原市):日本さくら名所100選。「百十郎桜」として知られる、青空に映える見事な並木。
- 五条川(岩倉市・江南市・大口町):日本さくら名所100選。3市町にまたがる終わりなき並木道。圧倒的なボリュームに圧倒されました。
- 山崎川四季の道(名古屋市瑞穂区):日本さくら名所100選。五条川の後に訪問。水面に迫り出すように咲き誇る桜の密度はまさに圧巻。
- 霞間ヶ渓(揖斐郡池田町):日本さくら名所100選。山を覆う満開の桜が霧のように見える、自然豊かな名所。
北陸の風:敦賀の歴史的景観を記録
特急で福井県敦賀へ移動。ホテルルートイン敦賀駅前を拠点に、歴史的ロケーションを撮影。
- 気比の松原:日本三大松原の一つ。松の緑と桜のコントラスト。
- 氣比神宮:北陸道総鎮守。歴史ある大鳥居と桜をセットで記録。
クライマックス:岡崎城と、神々しき淡墨ザクラ
旅の終盤、コンフォートイン大垣へ戻り、ついにこの旅のハイライトを迎えました。
- 岡崎公園(岡崎市):日本さくら名所100選。日本百名城・岡崎城と満開の桜。歴史的建造物と桜が見事に調和した、威風堂々たる景観を収めました。
- 根尾谷・淡墨公園(本巣市):日本さくら名所100選。樹齢1500年超の根尾谷淡墨ザクラは、国指定の特別天然記念物。旅の最後を飾るにふさわしい、満開の神々しい姿を捉えることができました。
今回の文化財訪問実績:愛知・岐阜・福井を巡る至高の撮影行
今回の旅では、桜の撮影と並行して、各地の貴重な文化的資産を数多く記録に収めることができました。3県にまたがる訪問実績は以下の通りです。
| 種別 | 愛知県 | 福井県 | 岐阜県 | 計 |
|---|---|---|---|---|
| 国宝 | 0 | 0 | 2 | 2 |
| 重要文化財 | 21 | 5 | 1 | 27 |
| 史跡 | 2 | 0 | 0 | 2 |
| 天然記念物 | 0 | 0 | 1 | 1 |
| 名勝 | 0 | 1 | 2 | 3 |
| 重要伝統的建造物群保存地区 | 1 | 0 | 0 | 1 |
| 登録記念物 | 1 | 0 | 0 | 1 |
| 登録有形文化財(建造物) | 2 | 5 | 0 | 7 |
| 総計 | 25 | 13 | 6 | 44 |
特筆すべきは、岐阜県で対面した2件の国宝(永保寺の開山堂・観音堂)や、国指定天然記念物である根尾谷淡墨ザクラの圧倒的な存在感です。また、愛知県内では21件もの重要文化財を精力的に撮影し、ストックフォトのポートフォリオを大幅に強化することができました。
今回の滞在ホテル 備忘録(宿泊順)
- 名鉄イン名古屋錦 名古屋滞在の拠点。栄エリアに近く、周辺の歴史的建造物や100選スポットへのアクセスも良好で、安定した利便性。
- クインテッサホテル大垣 朝食のおにぎりライブや、スマホ決済対応のコインランドリーは撮影旅行の強い味方。ただ、バスタブの湯垢や設備の古さが目立ち、清掃面には課題。
- ホテルルートイン敦賀駅前 敦賀駅の目の前という好立地。気比の松原や氣比神宮への移動効率が非常に良く、ルートインらしい安定したクオリティで撮影の疲れを癒せました。
- コンフォートイン大垣 部屋が非常に清潔かつミニマルで、余計な家具がない分、撮影機材の整理がしやすく好印象。朝食のワッフルに生クリームがあれば、個人的には完璧な滞在。
旅の終わりに:愛岐100選制覇の達成感
最終日は雨となりましたが、撮影に没頭した10日間は極めて実り多いものでした。
これで愛岐エリアの日本さくら名所100選はすべて踏破。歴史的建造物、城郭、そして特別天然記念物の古木。日本が世界に誇る桜の景観を、自分のポートフォリオに深く刻むことができました。
帰宅後は、D750で捉えた数千枚のカットを見返しながら、次なる遠征の構想を練りたいと思います。清算レートも最新のもので管理し、次の旅に備えます。





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