上海・黄山・江南三都物語 17泊18日世界遺産巡りの旅:総括

2025/12/18

2025/11 上海黄山

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2025年11月、成田から上海、そして蘇州・杭州・黄山へと、中国の歴史と絶景を五感で味わう長期旅行を終えました。計17泊に及ぶ旅の記録を、宿泊地や訪れた世界遺産とともに振り返ります。


1. 旅の始まり:空路から東洋のベニス・蘇州へ(1+4泊)

旅のスタートは、成田での前泊から。翌日、上海浦東国際空港からそのまま高鉄(新幹線)を乗り継ぎ、運河の街・蘇州へ向かいました。

  • 世界遺産:蘇州古典園林(留園・拙政園・退思園)
    それぞれの園林が持つ静寂と調和の美を写真に収めました。
  • 大運河の活気:山塘街や盤門など、今も息づく水郷の文化に触れた3日間でした。
  • 宿泊のこだわり:初日は豪華にシャングリラ、その後は機能的なホテル日航蘇州を拠点にし、効率的に市内を巡りました。

2. 杭州:西湖の美と古の記憶(3泊)

蘇州から高鉄で杭州へ移動。ここでは「地上の楽園」と称される景色を堪能しました。

  • 世界遺産:杭州西湖の文化的景観
    霧に包まれた西湖は、まさに山水画の世界。
  • 世界遺産:良渚古城遺跡
    5000年前の文明の足跡を辿る貴重な体験。
  • 街歩き:河坊街の活気あふれる通りで、龍井茶の香りに癒やされました。

3. 黄山:雲上の仙境と徽州の古村(5泊)

旅のハイライトは、世界複合遺産の黄山。

  • 世界遺産:黄山
    獅林大酒店に宿泊し、早朝の澄んだ空気の中で切り立った岩山と松が織りなす絶景を撮影。
  • 世界遺産:安徽南部の古村落(宏村・西逓)
    宏村では村内の客桟に宿泊。水面に映る白い壁と黒い瓦のコントラストは、写真家にとって最高のロケーションでした。
  • 拠点:屯渓老街にあるホテルを拠点にし、荷物を整理しながら身軽に山頂や古村へ向かう戦略が功を奏しました。

4. 上海:摩天楼とクラシックの共演(4泊)

旅の締めくくりは、再開発が進む国際都市・上海。

  • 浦東の贅:上海紅塔ラグジュアリーコレクションに滞在。近代的な摩天楼を望む優雅なひととき。
  • 歴史の重み:人民広場近くのクラシックな「錦江都城(旧青年会賓館)」へ移動。上海博物館での貴重な展示や、外灘(バンド)のライトアップを楽しみました。
  • 美食:成隆行 蟹王府で、旬の上海蟹を堪能。この旅一番の贅沢な味となりました。

今回の旅のデータまとめ

項目 内容
全日程 18日間 (17泊)
訪問した世界遺産 蘇州古典園林、大運河、良渚古城、西湖、黄山、宏村・西逓
宿泊費合計 約181,094円
宿泊スタイルの特徴 5つ星ホテル、日系ホテル、山頂ホテル、古民家客桟のミックス

旅を終えて

11月の中国は天候にも恵まれ、特に黄山や宏村での撮影は一生の思い出になりました。各地で利用した高鉄の利便性や、スマートなホテル選びのおかげで、長旅ながらも非常に充実した「コスパと質」を両立した旅となりました。

この旅行記が、これから江南地方や黄山を訪れる方の参考になれば幸いです。個別のスポットの詳細や撮影ポイントについては、今後の記事で詳しく紹介していきます!


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世界遺産訪問数 282件

280 白神山地
281 白川郷・五箇山の合掌造り集落
282 姫路城

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