2025年、プライオリティ・パスを持つならどのカード?
2025年1月、楽天プレミアムカードのプライオリティ・パス特典が大きく改定されました。
従来は無制限だったラウンジ利用が、年間5回までに制限。
一方、ダイナースクラブカードは年間10回まで無料利用可能で、さらにラウンジ以外のサービス(レストラン・マッサージなど)にも対応。
そこで本記事では、空港ラウンジを快適に利用するために人気の 「楽天プレミアムカード」 と 「ダイナースクラブカード」 を最新情報で徹底比較します。
結論:コスパ重視 → 楽天プレミアムカード、サービス総合力 → ダイナースクラブカード
要点(結論を先に)
- 楽天プレミアムカード:年会費11,000円。プライオリティパス付帯で1回あたり約2,200円の実質コスト。普段の楽天利用でポイント還元あり。年数回の旅行に最適。
- ダイナースクラブカード:年会費24,200円。年間10回までラウンジ無料、レストラン・マッサージなど追加特典あり。旅行保険や補償が手厚く、出張族向け。
プライオリティ・パスとは
世界140ヵ国・1,500ヵ所以上の空港ラウンジが利用できる会員サービス。搭乗クラスに関係なくラウンジを利用でき、無料Wi-Fi、軽食、ドリンク、シャワーなどを提供するラウンジもあります。
2025年最新版:ダイナース vs 楽天プレミアム(比較表)
| 項目 | ダイナースクラブカード | 楽天プレミアムカード |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 24,200円 | 11,000円 |
| プライオリティ・パス | 無料付帯(スタンダード・プラス相当) | 無料付帯(スタンダード・プラス相当) |
| ラウンジ無料利用回数 | 年間10回まで | 年間5回まで(2025年1月以降) |
| 1回あたりの実質コスト | 約2,420円(24,200円÷10回) | 約2,200円(11,000円÷5回) |
| 同伴者利用 | 有料(約35米ドル/人) | 有料(約35米ドル/人) |
| 対象サービス | ラウンジ+一部レストラン・マッサージ | ラウンジのみ |
| 海外旅行傷害保険 | 最大1億円(利用付帯) | 最大5,000万円(利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | 最大1億円 | 最大5,000万円 |
| ショッピング保険 | 年間500万円まで | 年間300万円まで |
| ポイント還元率 | 1.0%(リワード) | 1.0%+楽天市場で最大+5倍 |
| 家族カード | 5,500円/人 | 5,500円/人 |
| おすすめタイプ | 出張・頻繁な海外渡航・特典重視 | コスパ重視・普段の買い物で得したい人 |
※金額・条件は公開情報に基づく一般的な例です。詳細は各カード会社の公式ページで最終確認してください。
各カードのポイント(短く)
ダイナースクラブカード
- 年間10回までラウンジ無料:トランジットや出張で有利。
- ラウンジ外の体験(レストラン、マッサージ)が利用可能な空港あり。
- 保険・補償が手厚く、長期渡航や出張向け。
楽天プレミアムカード
- 年会費11,000円でプライオリティ・パス付帯(5回制限)。
- 楽天市場でのポイント還元が強く、日常利用のメリット大。
- 年数回の旅行や短期の海外旅行にはコスト効率が高い。
ケース別おすすめ(具体的・定量的)
- 年8回以上の出張・頻繁な海外利用 → ダイナース(年間10回の無料枠+手厚い保険で有利)
- 年3回/家族旅行(同伴者が多い) → 楽天でも可。ただし同伴者は有料なので費用は要検討。
- 普段の買い物でポイントを重視 → 楽天(楽天市場還元で年会費差を相殺しやすい)
よくある質問(FAQ)
- Q1. 家族も一緒にラウンジを使えますか?
- A. 本人は無料枠で利用できます。ほとんどのラウンジは同伴者は有料(目安:約35米ドル/人)です。
- Q2. LCC利用やエコノミーでもラウンジ利用できますか?
- A. 可能です。プライオリティ・パスは搭乗クラスに依存しません。
- Q3. 国内線のラウンジでも使えますか?
- A. 主要空港(成田、羽田、関空など)を中心に利用可能なラウンジがあります。詳細は各ラウンジの対応一覧で確認してください。
まとめ(再掲)
ダイナースクラブカード:サービス幅・補償・利用回数で「空港ラウンジ最強カード」。
楽天プレミアムカード:年会費の安さとポイント還元で「コスパ最強カード」。
この記事は2025年時点の代表的な仕様を比較しています。最新の規約・条件は必ず公式情報をご確認ください。

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