ヨーロッパは鉄道網が充実していて便利なんですが、ヨーロッパの鉄道駅って日本人には珍しいものばかり。そんな中から実際に行ってみた驚きのヨーロッパの鉄道駅を3つ紹介します。
旅行と写真が大好きなので、基本「乗り鉄」で「撮り鉄」です。列車も好きですが、鉄道駅が大好きです。鉄道駅っていろいろな仕掛けがあって、写真を撮っていて飽きないんですよね。
特にヨーロッパには写真写りのいい駅が沢山あります。その中からヨーロッパ中を鉄道で旅してきた自分が感動した驚きのヨーロッパの鉄道駅のベスト3です。
アントワープ中央駅(ベルギー)
「フランダースの犬」で有名なベルギーのアントワープのターミナル駅です。石に覆われたターミナルの建物と待合ホール上の巨大なドームは、ベルギーの建築家Louis Delacenserieが設計したもので巨大な鉄(高さ44m、長さ185m)とクレメント・フォン・ボガードによるガラスで構成されています。ホール中央に立って見渡せば、この建築の素晴らしさに感動すること間違いなしです。ベルギーの鉄道建築でもっとも素晴らしい例として広く見なされていることが、よくわかりました。
サン・ベント駅(ポルトガル)
ポートワインで有名なポルトガルのポルトの鉄道駅です。この駅の待合ホールは美しいアズレージョのタイル絵で壁が覆われています。このホールに建っているとポルトガルの王宮に迷い込んだような錯覚にとらわれます。世界広しといえ、これだけの美しいアズレージョで埋め尽くされた鉄道駅はここだけです。
マドリード・アトーチャ駅(スペイン)
沢山鉄道駅を利用してきましたが、この駅ほど驚いたことはありません。見ての通り駅の中になんとジャングルがあるのです。
ここはかつてのプラットホーム部分で、鉄とガラスを用いた天井の高い空間を、旧駅舎と同時期にヨーロッパ各地に建てられた「植物園」に見立てた演出なのだそうです。この駅を利用する旅行者に強い印象を与えているのもうなずけます。
いかがでしたか。ヨーロッパには他にも素晴らしい鉄道駅がまだまだあります。ヨーロッパを旅行するときは鉄道駅にも注目してみてください。
掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。
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