「香取市佐原」は重要伝統的建造物群保存地区。関東で最初に選定されました。
重要伝統的建造物群保存地区(じゅうようでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく)は、日本の文化財保護法に規定する文化財種別のひとつ。日本の市町村が条例などにより決定した伝統的建造物群保存地区のうち、文化財保護法第144条の規定に基づき、特に価値が高いものとして国(文部科学大臣)が選定したものを指す。略称は重伝建地区(じゅうでんけんちく)、重伝建(じゅうでんけん)。(Wikipedia)
重要文化財の建造物こそありませんが「香取市佐原」には千葉県指定文化財の建造物がいくつもあります。
それよりなにより、日本全国を測量し『大日本沿海輿地全図』を完成させた伊能忠敬に関する史跡や国宝に触れることもできます。
主な建造物と文化財
- 伊能忠敬関係資料(国宝)
- 伊能忠敬旧宅(国の史跡)
- 佐原三菱館(千葉県指定文化財)
- 正文堂書店店舗(千葉県指定文化財)
- 小堀屋本店店舗(千葉県指定文化財)
- 福新呉服店(千葉県指定文化財)
- 中村屋乾物店(千葉県指定文化財)
- 正上醤油店(千葉県指定文化財)
- 旧油惣商店(千葉県指定文化財)
- 中村屋商店(千葉県指定文化財)
2022年10月訪問
徒歩で香取神宮とセットで散策しました。
香取駅=香取神宮=「香取市佐原」=佐原駅
香取駅をスタートして佐原駅がゴールです。
最初に「佐原町並み交流館」を訪問。
香取神宮から徒歩で30分以上あったのでお茶を頂きながら休憩。散策のために地図を頂いてガイドの方のお話を伺いました。
ちょうど樋橋から水が流れる時間だったので行ってみました。
次にすぐ目の前にある「伊能忠敬旧宅(史跡)」へ。
入場無料です。
次は小野川沿いを散策。
風情のある伝統的建造物が川沿いに建ち並ぶ姿がとても素敵です。
戻ってきて香取街道沿いの伝統的建造物を少し撮影。
最後にお目当ての国宝を見るために「伊能忠敬記念館」へ。
展示品の半分以上は国宝「伊能忠敬関係資料」です。
写真撮影は残念ながら原則禁止ですが、1つの小さな展示室だけOKになっています。ここにも国宝はあるので良かったです。
撮影できなかった国宝展示品の明細
- 暦象考成
- 気朔食推法
- 新修五星法図説
- 蝦夷地測量小図
- 東日本沿海図
- 御用旗
- 地図用具
- 中図:関東・中部地方 地図・絵、?数 4,6,7
- 大図(能登半島北部)地図30
- 大図(静岡県東部)地図19
- 測量日記 四、六 文書71,73
- 忠敬先生日記十文105
- 大図(茨城県沿海部)地図62
- 伊能忠敬名乗
- 書籍目録
- 奥州紀行
- 暦学書注文の書状
- 関西旅行記
- 尺(大・小)
- 象現儀(小)
- 半円方位盤
- 量程車
- 測食定分儀
- ゾンガラス
- 観星鏡
- 杖先方位盤
- ?(漢字一文字)天
- 錐揺球儀
「伊能忠敬記念館」も含めて「香取市佐原」に遠足で来ている小学生が大量にわいてました。
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