SMBC信託銀行と三井住友信託銀行の違いとは？ ダイナース利用者の視点

順番に、連絡の内容を見ていきます。

１通の連絡は、SMBC信託銀行さんから来ました。

旧シティバンク銀行のリテール部門

SMBC信託銀行さんは、以前から口座を開設している旧シティバンク銀行のリテール部門を昨年買い取った銀行さんです。現在もSMBC信託銀行に口座を持っています。

SMBC信託銀行は、三井住友フィナンシャルグループ傘下の信託銀行で、三井住友銀行の100%子会社です。

ダイナースクラブは以前は旧シティバンクの傘下

SMBC信託銀行さんが旧シティバンク銀行のリテール部門を買い取る以前は、ダイナースクラブは旧シティバンク銀行の傘下でした。

衝撃的な連絡の内容は

「ダイナースクラブカードとのクレジットカードの業務提携を打ち切る」というものでした。

ブログにも多くの記事で書いてますが、海外旅行などで、ダイナースのカード付帯のサービスを頻繁に利用していましたので、かなり残念なお知らせです。

しかもダイナースクラブは以前はシティバンクの傘下でしたので、条件はありますが年会費（22,000円税抜）が無料になっていたんです。この超お得な特典がなくなるのは相当痛いです。

三井住友トラストクラブさんからの連絡

そしてもう１通の連絡は、三井住友トラストクラブさんから来ました。

現ダイナースクラブカード運営会社

この会社がダイナースクラブカードを引き継いでいます。

三井住友トラストクラブさんは、三井住友信託銀行を中心とした三井住友トラスト・グループの一員です。

こちらにも衝撃的な内容が

「SMBC信託銀行とのクレジットカードの業務提携を打ち切る」というものでした。

レターをよく読むと提携解消の理由がありました。

「異なる金融グループに属する会社として。。。本提携を終了する運びとなりました。」

異なる金融グループ？？？？

SMBC信託銀行と三井住友トラストクラブは異なる金融グループに属している、この衝撃的な内容が最初はよく理解できませんでした。

SMBCはSumitomo Mitsui Banking Corporationの略で、三井住友銀行を意味します。そして同じく三井住友トラストクラブも同様に三井住友を冠しいます。この２社が別グループなど一般庶民には理解できません。しかも提携を解消するほど協力しあえない間柄とは、思いもしません。

SMBC信託銀行と三井住友信託銀行の違い

SMBC信託銀行と三井住友トラストクラブは異なる金融グループ、ということを、詳しく調べて確認しました。整理すると以下のようになります。

1. SMBC信託銀行は、三井住友銀行の子会社でした。
2. 三井住友トラストクラブは、三井住友信託銀行の子会社でした。

「三井住友」を冠する2つ信託銀行、SMBC信託銀行と三井住友信託銀行が、まったく別の金融グループ・会社であるという事実に行きあたりました。

簡単にまとめると、銀行名が酷似した三井住友銀行の子会社と三井住友信託銀行の子会社が、業務提携を打ち切ったということです。

それぞれに経営的な判断があったとは思いますが、三井住友銀行と三井住友信託銀行は、それほど密な関係ではないのだなと感じます。

お陰でその煽りをくうユーザはいい迷惑です。

お互い「三井住友」なんだから何とかできないものですかね。ダイナースをメインカードとしている利用者として率直に思います。

掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。