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2012/01/13

べトナムの世界遺産

ハロン湾(自然遺産)

ハロン湾は首都ハノイから180キロ離れたクアンニン省(Quang Ninh)ハロン市(Ha Long)に位置する。

ハロン湾(Ha Long)は1994年に自然風景の面において、そして、2000年に地質価値の面において、ユネスコ国連教育科学文化機関により2回にわたり世界自然遺産として認定された。

総面積1553平方キロメートルの湾内に広がるエメルドグリーンの水面には今から2億5千万から2億8千万年前に形成された大小1969の奇岩がそそり立っている。ハロン湾はハロン市(Ha Long)、カムファ町(Cam Pha)、及び、バンドン県(Van Don)の一部に位置している。湾内の中心には数々の奇岩が風を防ぐ城のようにそそり立ち、静かな運河や空間が作られている。これを「自然の芸術品」といってもおかしくない。これらの奇岩にダウグオイ(人の頭)(Dau Nguoi)、ホンドア(箸の島)(Hon Dua)、ホン・チュオン・マイ(雄と雌の鶏という島)(Hon Trong Mai)、ダウロン(竜の頭)( Dau Rong)など様々な面白い名前が付けられた。

湾内にある洞窟には幻想的な空間が広がり、これにかかわる様々な神話が伝わっている。美しい洞窟として挙げられるのはダウゴー(Dau Go)、スンソット( Sung Sot)、チンヌー( Trinh Nu)、ティンクン( Thien Cung)、タムクン( Tam Cung)などの洞窟である。

ハロン湾内と付近にはマングローブ林、石灰岩に生える熱帯林、珊瑚礁など多くの代表的な生態系がある。


フォンニャ・ケーバン国立公園(自然遺産)

フォンニャ・ケーバン国立公園はクアンビン省(Quang Binh)ドンホイ町(Dong Hoi)から50キロ離れた所にある。

フォンニャ・ケーバン国立公園は2003年に世界遺産として認定された。

総面積85754ヘクタールに及ぶこの国立公園はボーチャク県( Bo Trach)とミンホア県( Minh Hoa)にまたがり、熱帯原生林と壮大な洞窟が昔のまま保存されている。これは今からおよそ4億年前に形成されたアジアの最も古い石灰岩の一部である。

フォンニャ・ケーバン国立公園は豊富な生物多様性があり、ベトナムと世界のレッドブック(Red Book)に掲載されている稀少な動植物が保存されている。これまでに、フォンニャ・ケーバン国立公園では大小30の洞窟が発見され、全長はおよそ100キロメートにのぼった。中で最も代表的なものはフォンニャ洞窟で、ケーリー(Khe Ri)、ケーティー( Khe Thi)、ケーティン( Khe Tien)、エン(En)洞窟から始まり最後はトイ(Toi)洞窟に導き、その長さはおよそ44キロメートルである。地下を流れる最も美しい川、最も高くて広い入り口のある洞窟、最も美しい地下の砂地、地下にある最も美しい湖など7つの「最も」を持つフォンニャ洞窟の観光価値が高く評されている。


フエの建造物群(文化遺産)

フォーン(Huong)川沿いにある古都フェの遺跡群は1993年に世界文化遺産として認定された。

トアティンフェ省( Thua Thien Hue)にあるフェ市はかつてベトナム最後の王朝時代にはフースアン都(Phu Xuan)であった。

古都フェの城は建築物と自然景観、及び、東方と西方の建築様式の巧みな調和の代表的な例である。中には、南北という主な軸に沿って、外の城、真ん中の城、及び、内の城、いわゆる、紫禁城の様式で構成された。フェ城には旗台、午門を始め、美しい建築物が数多く残っている。古都フェのテーミエウ庭( The Mieu)にはベトナム人の景色、特産品、動物、及び、生活を物語る見事な絵が飾られた仏具があり、これは19世紀におけるベトナムの銅鋳造の技術を示している。

古都フェにある歴代の皇帝が眠る廟は技術のすいを集めて建てられ、グェン王朝時代の皇帝9人の趣味を明確に反映している。

他方、古都フェにはティンムー( Thien Mu)、ジェウデー(Dieu De)、トーダム( Tu Dam )、トェントン( Thuyen Ton)、タンズエン( Thanh Duyen)など多くの古い寺院と詩的な風景を持っている庭付きの家がある。


ミーソン聖域(文化遺産)

位置:中部ダナン市( Da Nang)からおよそ70キロ離れた所にあるクアンナム省(Quang Nam)ズイスエン県(Duy Xuyen)ズイフー村(Duy Phu)。

ミーソン遺跡は1999年にユネスコにより世界文化遺産として認定された。この遺跡には7世紀から13世紀までに建てられたおよそ70の優雅で荘厳な造りの寺があり、建設技術に関する多くのミステリーを隠している。

ミーソン遺跡にある建造物は四角の敷地で、土台、身体、屋根という3つの部分から造られた。チャム族の人々は塔の土台は陰の世界、塔の本体はこの世、そして、屋根は神の世界のシンボルだと考えていた。主塔はシバという神の象徴リンガを、副塔は太陽の神を祀る。    

厳しい気候とかつての戦争で数回爆撃を受けたこの貴重な建築群は所々崩壊しているが、貴重な建築や煉瓦に彫られた像がいまも多数現存しているなど見所がたくさんあり、数多くの観光客を引き付けている。


ホイアンの古い町並み(文化遺産)

クアンナム省(QuangNam)にあるホイアン旧市街は中部ダナン市(DaNang)から30キロ離れた所に位置している。

ホイアン旧市街は1999年にユネスコにより世界文化遺産として認定された。

トゥーボン川(Thu Bon)のクアダイ河口(Cua Dai)に位置しているホイアン旧市街は15世紀から17世紀までにFaifooという名前が付けられ、インド、中国、日本、インドネシア、ポルトガル、イタリアとの東西貿易都市として栄えた。

この時期に、ホイアン旧市街で外国との文化交流が行われたことを示す多くの証拠が今も残っている。街中にある、来遠橋(日本橋)や町並みの作りが、当時ご朱印船で活躍した日本人の商人に遠く思いをはせる。中でも、独特な建築様式を持っている来遠橋はホイアン旧市街の代表的な建築物とされる。ホイアン旧市街には縦長で、木造り,屋根が煉瓦で敷かれた旧家もたくさん残っている。他方、ホイアン旧市街には多くの伝統的職業、風俗習慣、民謡、文学、飲食文化が保存されている。

現在、陰暦の14日に、ホイアン旧市街では電灯の使用やモーターバイクの乗り入れが禁止され、ベトナムでもまだ珍しい"歩行者天国"となっている。


ハノイのタンロン皇城の中心区域(文化遺産)

タンロン遺跡は、旧ハノイ城跡周辺とタンロン城跡をあわせたエリアを指し、7世紀から19世紀頃にハノイの行政中心地だった場所です。ベトナム最初の長期王朝を築いた李太祖(リー・タイトー)が1010年に今のハノイへ遷都を行った際、1匹の黄金の龍が現れたことから、都をタンロン(昇龍)と名付けたことに由来します。


胡朝の城塞(文化遺産)

風水の原理によって建てられた14世紀胡(ホー)王朝時代の城塞は、14世紀後半のベトナムにおける朱子学の開花と、その東アジアへの広がりを物語っています。この城塞は、風水の原理によって、マー川とブオイ川の間に広がる平野、トゥオン山とドン山の交わる風光明媚な場所に位置しており、東南アジアの新しい都のスタイルの顕著な例と言えるでしょう。



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